最近ではインターネットで服を買う人も増えてきています。
2018年4月に経済産業省が発表した2017年度のアパレルECの市場規模は、1兆6,454億円で、前年よりも7.56%も伸びてきています。
国内電子商取引市場規模(BtoC及びBtoB)
国内電子商取引市場規模(CtoC)
ZOZOTOWNが採寸できるZOZOスーツを発売しましたが、サイズや色味などこれからの課題は色々ありますね。
これからファッションECサイトを作るなら、どれがいいのか分類分けしてみました。
ではいきましょう!
CONTENTS
BtoCのECサイト
メーカ直販ECサイト
引用:https://www.uniqlo.com/jp/
リアル店舗があって、オンラインストアも運営している形ですね。
気になった商品は実際に店舗に足を運んで、試着してサイズや似合うかどうかを確かめたりできるというメリットがあります。
基本的には資金力のある大手のブランド向きです。
などです。
モール型ECサイト
引用:http://zozo.jp/
ショッピングモールのように、多くのブランドを1つのサイトで取り扱ってるECサイトです。
消費者にとってサイズやテイスト・色味、カテゴリーなどを横断的に検索し比較できるので便利ではあります。
販売者にとっても、関連商品などから自分のショップに訪問してもらえるメリットがありますが、そのブランドが特別好きという場合以外には比較されて、似てる商品であれば安い方に目がいくというデメリットもありますね。
などがあります。
個人経営のECサイト
などです。
個人経営のセレクトショップが多いです。大手のサイトやモールには置いていないマニアックな商品も販売できるというメリットはありますね。独自のショップであればデザイン的にも比較的自由度が高いです。
個人経営のECサイトを立ち上げるためには、独自にECサイトを構築するか外部のオンラインショップ作成サービスを利用することになるでしょう。
独自にECサイトを構築するには、システム会社に依頼して、
- ゼロから開発する
- ECキューブやWordPressのプラグインなどで構築する
ことになります。
外部のオンラインショップ作成サービスには、
など無料から使えるサービスもあります。
それぞれ出来ることに制限がある場合もありますので、やりたいことによって選択するのが良いかと思います。
CtoCのECサイト
フリマアプリ
引用:https://www.mercari.com/jp/
主にスマホアプリで出品や購入が手軽に出来るサービスです。登録は無料で、売れたら手数料がかかるサービスが多いです。
個人間の取引のためか、運営側が決めたわけではないユーザー同士の暗黙の独特のルールが出来あがったりしています。
など多数あります。
オークションサイト
引用:https://auctions.yahoo.co.jp/
個人や業者がオンライン上に出品できるサイトです。スマホが普及してフリマアプリが流行る前は個人間の取引はオークションサイトがメインでした。
オークションサイトでは、ファッションに限定されず多種多様なジャンルの商品が出品&落札出来ます。
などが代表例です。
新しいコンセプトのECサイト
レンタル系
引用:https://www.air-closet.com/
いくつかの質問に答えて自分の好きな服のテイストを伝えることで、スタイリストがコーディネートした服が送られてくる基本的に月額制のサービスです。
気に入ったらそのまま返さずに買い取ることができるサービスもあります。
などです。
インフルエンサーショップ系
Instagramなどで人気のあるインフルエンサー自身が、バイヤーとなりショップを立ち上げる例です。アパレルブランド立ち上げを支援してくれるプラットフォームもいくつか出てきています。
最後に
これからファッションECをやろうとしている人は、オリジナル商品を作って販売しようか、仕入れをしてセレクトショップにしようかと考えられているかと思います。
そのうえファッションECのプラットフォームもたくさんあって、選択肢が多くて迷うかもしれませんね。
稼ぎたいのか自分のブランドを作りたいのか目的と優先順位は様々でしょうが、何れにしても今後もっと可能性のある分野だと思います。