WEBのプロモーションではランディングページからメールアドレスを取得するのが一般的です。
しかし飲食店などのプロモーションでメアドではなくline@で友達追加してもらうことを目標とする場合、Googleアナリティクスによるコンバーション計測が自動ではやりづらいですよね。なぜなら登録完了ページ(サンキューページ)に飛ばすことができずに、コンバージョンしたことが分からないからです。
そのプロモーション専用のLine@を用意するという手もありますが、友達登録が発生したとしてどの広告や経路から登録されたのか追いかけることが出来ないとコンバーションを最適化出来ません。
またLP(ランディングページ )経由ではなく直接友達登録したりID検索で登録されたとしても自動で判別しにくいですよね。
そこでこんな方法があるということを今日はお伝えします。
この記事は、
・飲食店や店舗など主にBtoCビジネスをされている経営者やWEB担当者
・上記のサイトの制作や運用をされているWEBデザイナーやマーケター
に向けて書いています。
これはリアル店舗でのQRコードにも応用できます。
CONTENTS
普通にリンクやQRコードを貼っただけのコンバージョン計測してない状態
PCの場合は、LINE@のQRコードをスマホで読み取ると登録ページに移動します。
スマホの場合は、ボタンのタップで登録ページに遷移します。
作業1: クッションページを用意しよう
そこで計測用にクッションとなるページを間に挟みまして、このページに到達したらコンバーションとします。
計測用のクッションページ からLINE@のURLにリダイレクトさせます。
<meta http-equiv="refresh" content="●●飛ぶまでの秒数●●;URL=●●LINE@の登録URL●●">
こちらのタグをhead内に追加すればOKです。
またGoogleアナリティクスのタグやFacebook広告のピクセルなどもここに埋め込みましょう。
サンプルとしてはこんな感じです。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta http-equiv="refresh" content="0;URL=https://line.me/R/ti/p/@xxxxx">
<title>LINE@登録</title>
</head>
<body>
<p>すぐ登録ページに移動します<br>
ジャンプしない場合は<a href="https://line.me/R/ti/p/@xxxxx">こちらのURL</a>をクリックしてください。</p>
</body>
</html>
クッションページに到達したとしても、LINE@で実際に友達追加されたかは分かりません。Line@側でアクションがもうワンステップ必要だからです。
なので正確な数字は出せませんが、分析が可能になるのは大きいですね。
このHTMLファイルをサーバーにアップロードしましょう。
作業2: 独自のQRコードを用意しよう
Line@のQRコードではなく独自のQRコードを用意します。QRコードの飛び先はクッションページにします。
QRコードを作れるサービス
QRコード作成|QRの解析 無料【公式】|商用利用可|QRコードメーカー
商用利用可能なQRコードメーカー。画像形式やサイズなど選べる。
印刷用のQRコードをパス(EPSかPDF)で作成する無料サービス君
こちらはIllustratorで編集可能なベクター形式で保存出来ます。
これらのサービスを使いQRコードを作ってランディングページに掲載しましょう。
よりベターな方法
本当はできる事なら、
1. メール取得→LINE@にも登録を促す。
上記の方法でGoogleアナリティクスでマイクロコンバージョン記録)
【これをKPIとする】
2. LINE@でプレゼント渡す
その際のダウンロード先を独自ドメインのページにしておいてGoogleアナリティクスでコンバージョン記録
【これをKGIとする】
という流れが正確な数字を出せるのでベターな気がします。
まとめ
Facebook広告を出稿している場合はFBピクセルを埋め込むことで広告の表示先を最適化してくれますし、Googleアナリティクスでコンバージョンを取得してページの改善をしていき、どんどん成約率を上げていきましょう。